2人で150歳の夫婦旅~ポルトガル⑮ アルガルヴェ その3 ユーラシア大陸の最南西端、それが「サン・ヴィセンテ岬」
旅を愛する多くのバックパッカーにバイブルとして今も読み
継がれている。沢木耕太郎氏の『深夜特急』80年代と90年代における日本における個人旅行流行の一翼を担った。
長い旅路の果てに、沢木氏が辿り着いたユーラシア大陸の最南西端、それが「サン・ヴィセンテ岬」 スペインの守護人 サン・ヴィセンテの遺体をのせた船がこの岬に流れついたという伝説からつけられた。沢木氏が旅を終える決断をしたのは場所は「サグレス岬」である。
サグレスの町から6kmほどの場所に位置し、岬へ行くバスの本数も少ない。沢木氏のように頑張って歩いて行く? 「そんな元気ない。ビールも飲んじゃってるし」レンタサイクルを利用して行く?「とんでもない。自転車なんかに乗ったら強い風に吹き飛ばされて海のもずく?がせきのやま」というわけでタクシーに乗せてもらうことに。
大西洋の荒波に削られた75mの断崖絶壁👇
現在の灯台は、1846年に16世紀のフランシスコ会修道院の
残骸の上に建設されたものである。聖ヴィセンテと聖フランシスコ・ザビエルの像は、サグレス岬にある最寄のノッサ・セニョーラ・ダ・グラサ教会に移された。
この灯台は、世界で最も忙しい大洋航路のひとつを守る、ヨーロッパで2番目に強力なものである。その2つの1000ワットの灯りは、60km離れたところでも見ることができる。👇
夏場は入場できるそうですが、今回はクローズ 残念
👇 こんな冬に着るマント?やセーターを売ってました。
敷マットも。
👇波が高い時の映像です。すごいです!見る価値ありです!
海が荒れているときは絶壁の上にまで届きそうな大きな波が
打ち寄せる。👇
Hercules 2014: Huge waves in Sagres, Portugal (Cabo São Vicente) 6/1/14
断崖の上、岬の突端まではデコボコしてて歩きにくい荒地。小花が咲いていたりするのが多少の癒し。
お恥ずかしい話だがサン・ヴィセンテ岬にはおトイレがない。夏場なら灯台に入れるから問題ないが・・・ツレはこの荒れ地を遠くまで歩いて背丈ほどあろうか、こん盛りとした緑の茂みい中に隠れ、用を足してきたと自慢そうに言う。「大丈夫、誰も見てない。白い紙があちこちにあるから、みんなそうしてるんだよ」と私に勧める。私がそれからどうしたかはご想像にお任せします。
はい、お花を摘みに行ってきました。🌻
岬でラゴス行のバスを待つ。一人4.3€×2 8.6€(1436円)
2時間弱でラゴスに到着!
少し休んで 夕食 食べに昨日のお店に 行きます!
昨晩「また来る」と約束しましたから。
あと、パンや🍷ワイン、カフェなど入れて40€(6680円)でした。
ごちそうさまでした。
「また来るね」とは言えないことが悲しかったです。
ありがとうございました。お元気で!
サン・ヴィセンテ岬の写真が少ない。
もっと撮っておけばよかったかな。
いささか最後は二人ともダウン気味。
日蔭もなく帰りのバスを待つのもしんどい。
大型観光バスで大勢の欧米人がやってきて
ほんの15分ほど灯台のそばに来て写真を撮って
またバスに乗り帰っていく。
サン・ヴィセンテ岬も ロカ岬のようにだいぶ
観光化されてきたのかも。
サグレスは沢木氏が岩にねそべって大西洋の波音
を聞きながら「私はここへ来る為に長い旅を続けて
きたのではないだろうか」と一人旅を終わらせる決心
をしたところ。
しかし私たちの旅はようやく折り返し点。
まだまだ続くのです。読んでいただいて感謝です。拝。