南イタリア・シチリア~11年も前ですみません、、ギリシャ劇場(3)
11年も前にツアー・グループで出かけた「南イタリア・シチリア島9日間の旅」です。
これから予定されている方には古い情報でお役には立てませんが…景色は変わっていないと思うのです。相棒も私も今よりかなり若いです。(当たり前じゃ、まだ50代だもの)
古い旅のノートを見ながらのんびりアップしていきさらっと見て頂けたら嬉しいです。
*********************************
タオルミーナ市内観光に出かけます!
シチリア島のお土産やさんなどでよく見かけるちょっとお行儀の悪いこのデザイン。
シチリアの州旗にもこのマークがあります。
シチリア島のシンボルで”トリナクリア”というそうです。
”トリナクリア”はシチリアの古い名前だそうです。
ギリシャ語で「三本足」を意味して、それぞれメッシーナ、マルサーラ、パキーノの
三つの岬の位置を足で指しています。
中央にあるメデューサ(女王)は、元は女神でしたが、後にアテネの神によって理由
なく憎まれて美貌を醜さに変えられ、見たものを石に変える能力を持つ魔物にされて
しまう。
メデューサの頭には、蛇ではなく麦の穂が編みこまれており、メデューサがシチリア
の肥沃な台地を表す大地母神であることを示しています。
またギリシャ神話による別の説もあり、それによると、シチリアには元々太陽神
ヘリオスが住んでいたことから、顔は太陽、三本の足は元来四本で四季を表していました。ところが温暖な気候のシチリアは冬がないので三本足になったとも伝えられています。
カラヴァッジオ作 ルーベンス作
***********************************
ギリシャ劇場(Teatro Greco)
エトナ山が見えます。山頂の雪は真夏に近づくまであるそうです。
イオニア海とエトナ山の眺めは言葉を失う美しさ~。
紀元前3世紀にギリシャ人によって建設が始められたが、その後ローマ人によって
改修。実際はローマ劇場として使われた。
当時、演劇は神に捧げる神事であった
海を借景するギリシャ劇場。夏にはギリシャ古典劇が上演されるそうです。
**************************************
観光客で賑わうウンヴェルト一世通り 時計塔がみえた。通りには土産物屋やレストランが連なっています。
階段が画廊になってます?
4月9日広場
展望台の様に見晴らしの良い広場からは、エトナ山、海岸線、ギリシャ劇場などが見渡せ
ます。
広場は観光客でにぎわってます。ギターを抱えた二人の男性が歌っている。ギターケース
の中にはCDが何枚か重ねて置いてあった。コインも集まっている。客はCDを一枚とっていくらか置いていくのです。
お決まりの🎵帰れソレントへ ♬フニクリフニクラ など演奏している。
二歳くらいのバンビーノが踊りはじめる。周囲の大人たちみんなが手拍子。すると🎵チャオ チャオ バンビーノ🎵を演奏し始める。その男の子は益々調子に乗って踊る!踊る!踊る!
その姿がとてもカワ(・∀・)イイ!!。私と同じに見ている人からは「Bravo! Bravo!]」と拍手。観光客たちが一つになって楽しんでいる。シチリアの開放感がそうさせるのかな。
今日のランチ
魚だったように思います。鯛かな? ウニのクリームパスタ
riccio de mare 海のハリネズミ…ウニのこと
パスタ好きの相棒がここで初めておいしそうな
顔で食べてました。
大聖堂にも行ったのですが写真がありません。
それから約3時間かけて約234kmをバスでアグリジェントのホテルに向かいました。
そして夕食後8:45 アグリジェント遺跡のライトアップ鑑賞に出かけました。
ドライバーさんの演出でオペラのCDをかけてくださりバスの中は,ロマンティックな
ムードが漂います。
オペラとは流石 イタリア人ですね。
ホテルは【Hoter Kaos】
家庭的な温かみのあるお部屋。バスタブもあってありがたい。
大勢の泊り客だから食事のパスタが熱くないと相棒は文句タラタラ。
今日は休肝日にすると言っていたはずなのにまたグビグビ飲んじゃって…
夕食はノルマン風ペンネ、仔牛のグリル(ズッキーニの天ぷら風、ニンジンの
グラッセ添え)アーモンドアイス などでした。ビールは3€、ワインは12€ でした。
これまた写真がないのです。
お立ち寄りに感謝します。