土耳古(トルコ)~7年前ですみません、、異文化を楽しむ(2)
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異文化を楽しむ
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この旅の添乗員さんは28歳の若い青年。若い頃の松山千春に姿も声も似ている。添乗員さんというと、気が利いて、愛想が良くて、テキパキと動くのが私の添乗員さんのイメージだったが、それのどれにも当てはまらないのだ。この人で大丈夫なのかしらと不安になってしまうほど、用件しか話さないし、声かけなどもしてこない。もしやして、これがお初の添乗ではなかろうかと思ったほどだが、後から聞いた話ではトルコは今回が22回目のトルコ通だった。
現地ではトルコ人ガイドさんがリーダーシップを握り、携帯電話で忙しそうにやりとりしている。添乗員さんはただ言われるままにガイドさんについていき、全部お任せといった風。
ツアー客はお一人参加の75歳のおじさま、ご夫婦4組、おばさまお二人ペアが
何組か、30代の姉妹で総勢23名。皆さん旅慣れた人達で身勝手な行動も言動も
なくて心地良かった。
口の重い添乗員さんが言った事。
「日本と比べて、ご不自由に感じたり、スムーズにいかないことが多すぎると思いますが、くれぐれも日本と比べずに、トルコの★異文化を楽しんで下さい★お客様でなくてスタッフの気分が優先ですのでドリンクサービスの間違い、遅れがよくありますので気長に待てる方のみご注文下さい」
急に雨に降られた時などは、どうしてもテンションが下がる私達に「雨のエフェソスを楽しんだ!と気持ちを良い方に切り替えて下さい! 」と言い切った。
「お主、なかなかやるな」と心の中で思った。
雨でも寒くても、渋滞で到着が遅れても愚痴や文句を言う人は一人もいなく、和気藹藹で旅が出来たのも、案外あの寡黙な青年の、あの一言が効いていたのかも知れない。
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2009年12月9日(水)
イスタンブールのホテルをバスで出発、郊外で昼食をとる。
【バルクック・ウズカラ】(Balikli Izgara) サバの塩焼き。
【シガラガラボレイ】という春巻き。シガラは葉巻の意味。
日本の文化干しのような感じ。テーブルにお醤油が置いてあったが私は
ミニパックのマイ醤油で食べる。これは邪道?異文化を楽しんでいない。
苦笑。
日本を引きずっているのかも・・・クリームスープのようなものと、
ライスプリン。贅沢は申しません。ワインとパンがあればそれでいいのです。
いわし?餌にするのかな?
左に立つ女性~この長いコートのような姿の女性を多く見かけました。
ここでランチをいただきました。
店内には豊富なメニューが置いてありました。笑顔で写真を撮らせて下さいました。
これから学校に向かう子供達も笑顔。おじさんも笑顔。
ケバブやさん。
ドネルケバブ=羊肉または鶏肉の薄切りを円柱状に積み重ねたものを
回転させて火であぶります。焼けた表面を長いナイフでそぎ切りに
します。
イスラム教では豚肉を食べるのは禁じられています。
レストランでも豚肉料理は一切ないです。
鯖サンドの店にお腹を空かせた少年たちが並ぶ。おじさんも並ぶ。
日本の風景によくありますよね。
お昼寝の猫ちゃん.
釣り竿とバケツを持ったおじさんがいた.
「こっちへ来いよ」と手招きしてくれた。
外国に居る気がしないのが不思議.
妙になじんでる。
掛け声も元気な魚やさん。
その穏やかな日常をアタチュルクの モニュメントが見守っている。
ゲリボル港
ここからフェリーで30分 海峡を渡ります。
ヨーロッパ側の南端、ゲリボルからフェリーに乗って30分、ダータネル海峡を渡った。アジア側の町 ラブセキに。
そこからまたトロイ遺跡までバスの旅。イスタンブールから345Km。トロイに着いたのはもう3時半も過ぎていた。
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最後まで読んで下さりありがとうございました。
いよいよ トロイに向かいます。