【番外編-3】土耳古(トルコ)~カフェとチューリップとクロワッサン
円盤みたいなパン。シミットはチャイとの
相性が抜群なパン。中はふんわり、外は
カリッと。頭に乗せて売り歩く姿を見かけ
ます。
*************** バターを生地に何層にも折り込んで焼き上げた
クロワッサン 三日月型のクロワッサンはオーストリアのウイーン
*************** またはハンガリーのブタペストからもたらされ
フランスのパンとして発達。1683年 ウイーンはトルコ軍
に包囲されたが、それを撃退したことを記念してトルコ国旗に
ある三日月型のパンを作るようになったという説もあります。
この形のパンは古代文明国でも作られていたという記録も
残っています。しかし・・・wiki ではそれは間違いとあり
ます。
それから1000年ほどたってオーストリア王女、後のフランス
女王マリー・アントワネットの結婚によってフランスへ伝え
られたと言われています。アントワネットの結婚の時、その頃
ヨーロッパで一番のデンマークのパン職人も同行、デニッシュ
ぺストリーの生地で作ったのが最初のクロワッサン。
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******************************** トルコの国花であり、シンボル的存在でも
チューリップとトルコ ある チューリップ。その人気はモスクの
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陶器の模様にもなっていたりと大活躍ですね。
かつてのオスマントルコが勢力を広げる中でチューリップと
出会いトルコの人々を魅了していったと言われます。
16世紀になるとヨーローッパ各地に伝えられました。
それが旅人や宣教師によってアジアへと渡っていったわけです。
ちなみにチューリップの語源となったツリパムとはトルコ
語でターバンの意味。そういわれてみればターバンを逆さにすると
チューリップだわぁ。
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トルコでチャイが飲み始められたのは
オスマントルコ帝国時代の1600年代と言われてます。1888年にはチャイ
の種が日本から持ち込まれました。現在トルコの紅茶生産量は世界で
5番目。 農薬も添加物も使用せずカフェインも他のものに比べ大変
少ない事からトルコの紅茶は健康的なものだと言われています。
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カフェのルーツはイスタンブール
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コーヒーが6~8世紀に中東からイスラム世界へと伝わり
17世紀の初めにコンスタンティノーブル(今のイスタンブール)
にコーヒーを提供するカフヴェと呼ばれる店が世界で初めて
出来たのがきっかけ。その後、ベネチアやウイーン、ロンドン
へと派生していったそうです。
これもびっくりポンでした。
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ドライブインでフレッシュジュースを親子で売ってました。
オレンジとザクロです。
トラックにいっぱい積んだリンゴ。
リンゴ生産量は中国がダントツで2位はアメリカ。トルコは3位なんです。
日本は19位。(2013年 調べ)
お土産やさん。品物はどこも同じようなものです。
立派な水道橋がありました。
ホテルで蜂蜜がこんな形で提供されてました。
業務用の調理器具が売られていました。大きな銅のタンスみたいなのは
なんでしょう。オーブンでしょうか。
家庭用の調理器具~興味津々です。
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水たばこ(シーシャ)
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カフェでチャイを楽しむ場合、水タバコを一緒に注文することがある
ようです。タバコと名前がついているものの、水を通して体内に取り込む
ので、吸い心地はとってもマイルドで喫煙習慣のない人でも、気軽に楽し
めるとのことです。
注文時に、アップルやピーチなどのフレーバー(甘めの味が多いです)
を選ぶことができるそうです。
水タバコは、イスラム教の戒律でお酒が禁じられているアラブ圏において、
それに変わる嗜好品として、重要な役割を果たしているそうです。
でも・・・・・・
健康にはどうなんだろう。???
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トルコ国旗を良く見かけました。
特別な日ではなくても掲揚するのですね。
トルコ国旗は「新月旗」「月星章旗」と呼ばれています。
赤はオスマン帝国時代から使われているトルコ民族の色です。
オスマン帝国解体後、トルコ共和国になった際に
赤地に白抜きの月と星のシンボルを入れた旗が国旗として
制定されました。
月と星はイスラム教のシンボルで、イスラム教国の国旗では
よく使われるようです。
伝説的な由来としては戦いで流され血に三日月と星が映って
見えたとか、皇帝の夢に月と星が現れたなんてものがあるそうです。
MEHTERAN
買った お土産はこんな感じ。
トルコ航空 最後の機内食はこんなでした。↓↓↓
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トルコの旅~はこれでおしまいです。
読んで下さってありがとうございました。
長くてまとまらずすみません。