ポルトガル人は英語が上手!日本人は…?残念、、、
2017年2月に書いたブログです。☟☟☟
世界最大の英語能力指数ランキング
世界100か国と地域が参加し、歴代最多230万人の英語テストビッグデータに基づいた、
英語能力のベンチマーク、「EF EPI英語能力指数2019年版」が11月8日に発表されました。
2019年のランキングでは、オランダが世界ランク1位に返り咲いたほか、5段階の
能力レベル最高位の「非常に高い英語能力」に位置付けられた国は過去最高の
14か国に上り、世界全体の英語能力は引き続き上昇傾向にあることが示されました。
一方、日本の英語能力指数は前年より0.29ポイント下落の51.51 (前年実績51.80)、順位は100か国中53位(前年実績49位)となり、参加国の拡大にとも
なう順位下落が顕著な結果となりました。
世界ランキング
非常に高い
01 オランダ
02 スウェーデン
03 ノルウェー
04 デンマーク
05 シンガポール
06 南アフリカ
07 フィンランド
08 オーストリア
09 ルクセンブルク
10 ドイツ
11 ポーランド
12 ポルトガル
13 ベルギー
14 クロアチア
「非常に高い」100か国中12位にポルトガルが===!!!
2016年は 72か国中15位でした。ということは頑張った!上昇している
ということですね。
高い
15 ハンガリー
16 ルーマニア
17 セルビア
18 ケニア
19 スイス
20 フィリピン
21 リトアニア
22 ギリシャ
23 チェコ共和国
24 ブルガリア
25 スロバキア
26 マレーシア
27 アルゼンチン
28 エストニア
29 ナイジェリア
標準的
30 コスタリカ
31 フランス
32 ラトビア
33 香港特別行政区
34 インド
35 スペイン
36 イタリア
37 韓国
38 台湾中国
39 ウルグアイ
40 中国
41 マカオ特別行政区
42 チリ
43 キューバ
44 ドミニカ共和国
45 Paraguay
46 グアテマラ
低い
47 ベラルーシ
48 ロシア
49 ウクライナ
50 アルバニア
51 ボリビア
52 ベトナム
53 日本 残念、、、
54 パキスタン
55 バーレーン
56 ジョージア
57 ホンジュラス
58 ペルー
59 ブラジル
60 エルサルバドル
61 インドネシア
62 ニカラグア
63 エチオピア
64 パナマ
65 チュニジア
66 ネパール
67 メキシコ
68 コロンビア
69 イラン
非常に低い
70 アラブ首長国連邦
71 バングラデシュ
72 モルディブ
73 ベネズエラ
74 タイ
75 ヨルダン
76 モロッコ
77 エジプト
78 スリランカ
79 トルコ
80 カタール
81 エクアドル
82 シリア
83 カメルーン
84 クウェート
85 アゼルバイジャン
86 ミャンマー
87 スーダン
88 モンゴル
89 アフガニスタン
90 アルジェリア
91 アンゴラ
92 オマーン
93 カザフスタン
94 カンボジア
95 ウズベキスタン
96 コートジボワール
97 イラク
98 サウジアラビア
99 キルギス
100 リビア
地域別ランキング
ヨーロッパ
アジア
中南米
アフリカ
中東
EF EPI 平均: 56.71
ヨーロッパ
オランダ 70.27
スウェーデン 68.74
ノルウェー 67.93
デンマーク 67.87
フィンランド 65.34
オーストリア 64.11
ルクセンブルク 64.03
ドイツ 63.77
ポーランド 63.76
ポルトガル 63.14
ベルギー 63.09
クロアチア 63.07
ハンガリー 61.86
ルーマニア 61.36
セルビア 61.30
スイス 60.23
リトアニア 60.11
ギリシャ 59.87
チェコ共和国 59.30
ブルガリア 58.97
スロバキア 58.82
エストニア 58.29
フランス 57.25
ラトビア 56.85
スペイン 55.46
イタリア 55.31
ベラルーシ 52.39
ロシア 52.14
ウクライナ 52.13
アルバニア 51.99
ジョージア 50.62
トルコ 46.81
アゼルバイジャン 46.13
EF EPI 平均: 53
アジア
シンガポール 66.82
フィリピン 60.14
マレーシア 58.55
香港特別行政区 55.63
インド 55.49
韓国 55.04
台湾中国 54.18
中国 53.44
マカオ特別行政区 53.34
ベトナム 51.57
日本 51.51
パキスタン 51.41
インドネシア 50.06
ネパール 49.00
バングラデシュ 48.11
モルディブ 48.02
タイ 47.61
スリランカ 47.10
ミャンマー 46.00
モンゴル 45.56
アフガニスタン 45.36
カザフスタン 43.83
カンボジア 43.78
ウズベキスタン 43.18
キルギス 41.51
EF EPI 平均: 50.34
中南米
アルゼンチン 58.38
コスタリカ 57.38
ウルグアイ 54.08
チリ 52.89
キューバ 52.70
ドミニカ共和国 52.58
パラグアイ 52.51
グアテマラ 52.50
ボリビア 51.64
ホンジュラス 50.53
ペルー 50.22
ブラジル 50.10
エルサルバドル 50.09
ニカラグア 49.89
パナマ 49.60
メキシコ 48.99
コロンビア 48.75
ベネズエラ 47.81
エクアドル 46.57
EF EPI 平均: 50.28
アフリカ
南アフリカ 65.38
ケニア 60.51
ナイジェリア 58.26
エチオピア 49.64
チュニジア 49.04
モロッコ 47.19
エジプト 47.11
カメルーン 46.28
スーダン 45.94
アルジェリア 45.28
アンゴラ 44.54
コートジボワール 42.41
リビア 40.87
EF EPI 平均: 44.6
中東
バーレーン 50.9
イラン 48.69
アラブ首長国連邦 48.19
ヨルダン 47.21
カタール 46.79
シリア 46.36
クウェート 46.22
オマーン 44.39
イラク 42.39
サウジアラビア 41.60
6回もポルトガルに行っているのだから「ポルトガル語がもうわかるでしょう」と
よく言われますが・・・恥ずかしながら出来ません。
我々の稚拙な中学英語でも理解してくれるポルトガル人の英語力に負うものが大だと
いうことなんですね。
宿はいろいろな国からの泊り客が来ている。
共通語は英語。皆さん上手に話される。
私達はついつい聞き役に・・・残念、、、苦笑。
-----------------------------------------------------------------------------------------------------------
ポルト在41年の
Sodebayashi Costa Santos Yuko さんが
ポルトガルの高校生活
について書いておられます。☟☟☟
11年間のBritish Schoolを出た後に、娘の通った高校は我が家からバスで
普通は20分ほどの所にあるダウンタウンのサンタ・カタリーナ通りにある
私立高校です。
日本の学校では、大学を除いては、生徒が一旦校内に入ると授業終了ま
で自由に学内外の出入りはできませんが、ポルトガルの学校は違います。
少しポルトガルの教育システムを述べてみます。義務教育は初等教育が
1年生から4年生までで、中等教育は5年生から12年生までです。
公立校は全て無料ですが、教科書は全て有償で自己負担、代金が日本
円で2万から3万円と意外や高いのです。そして、教科書の紙質はいい
のですが、これがとても重い!
国立大学は5年制でしたが、現在は3年間の学士、2年間の修士、3年
間の博士の学位制度で年間授業料が900ユーロほど(およそ12万円)。
入学金はありません。私立大学もありますが、人気はなく殆どの学生は
国立に行きます。
ポルトガルの大学生生活は決して楽観的なものではありません。
初年度でほぼ半分が留年すると言われるほど、厳しい勉学と試験に追
われます。バイトなどしようものなら、ものの見事に留年です。
規定の5年で卒業できる生徒はかなり苦労して頑張ったという証明に
なります。
さて、学校生活ですが、初等教育は別として中等教育では生徒の時間
割はコースによって、また教師の時間の都合によってもいろいろ違った
りします。日本の学校のように登校して午後まで通しで授業がある、と
いうことはあまりありません。
1時限目があって、2,3時限目がないということはざらにあり、昼休
み時間は日によって1時間あったり2,3時間あったりします。殆どの生
徒は昼食を摂りに家まで帰り、再び登校です。
全員同じものを食べる、という給食制度もありません。家に帰らない生徒
は、校内にあるカフェのような場所)で、サンドイッチの軽食で済ませます。
日本の教育との違いでもう一つ述べたいのは、音楽、美術、技術、家庭科
などの一般教養の教科がないことです。家庭科は親が受け持つ枠、また音楽
も然り。
音楽については「コンセルバトリオ」と言って、国立の無料音楽学校が
あります。授業は夕方からです。なにか楽器が弾ける場合、9歳くらい
に簡単な試験を受けて、週に7、8時間の授業が課され、実技と論理
の授業を修めます。
コンセルバトリオの無料制度に思わず目をみはり、4歳からピアノを
習っていた娘も、少し大きくなった頃、これを考えましたが、週に7、8時間
の授業となると、本人もさることながら親の送迎の役目も大変なのです。
連れて行って終わるまで待機することになります。
現地学校の勉強の他、毎月、きちんと学習して月末にはまとめテスト
を郵送しなければならない日本の教科通信学習、毎土曜日の補習校の宿題
もあることを考えると、とても全てこなせるとは思えませんでした。
ポルトガルの学校教師の活動については、日本では制約されますが、
一部の私立校を除いては、教師は、学校を掛け持ちしてもいいことに
なっており、多くの教師がそうしています。これ安い給料が原因でも
あります。
著者 Sodebayashi Costa Santos Yuko さん
----------------------------------------------------------------------------------
ポルトガルでは、中等教育レベルでも通常二つの外国語を履修することに
なっており、必須の英語に加えてフランス語あるいはドイツ語のいずれかを選択
して学びます。(最近の傾向としてはドイツ語選択者が多くなりつつあるよう)
Sodebayashi Costa Santos Yuko さんにうかがったお話ですが、ポルトガルは
初等教育の一年生から留年があるそうです。3年くらい留年している1年生もいる
そうです。厳しいですね。日本では義務教育中は留年はないですものね。
ポルトガルの学生諸君はよく勉強をするということなんですね。ポルトガルの
英語力が「非常に高い」日本が「低い」その訳がちょっとわかった気がします。
思い返せば私も・・・ろくに勉強しなかった。反省。
認知症が心配される年齢になって語学の勉強は厳しいです。記憶力の
退化が進んでいるので難しいです。言い訳です。苦笑。
最後までご覧くださりありがとうございました。