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ムイントボンのお出かけ日記（10）10月のお出かけは～湘南です。
9月24日にポルトガルから無事に帰ってきてからしばらくは私は時差ボケなのか
本調子ではなく、相棒もまた腰痛に悩まされることになってしまいすっかりインドアな
生活になっていました。
それでも予定していたコンサートは行かねばならぬ。
10月からのお出かけ日記を遅ればせながら書いてきます。
「音楽は生きる力を与えてくれるかけがえのない存在です」
日野原重明
2019年
10月5日（土） 藤沢リラホール
若手によるフレッシュコンサート 主催 湘南コンサートの会
後援 藤沢教育委員会
湘南にゆかりのある新進規制の才能あふれるソリストたち3名の
歌声とチェロの演奏。
藤田彩歌（メゾソプラノ）
藤沢市出身。東京藝大、同大学院修了。
ミラノヴェルディ音楽院首席卒。ミラノ在。
◆ クルティス：勿忘草
◆ ねむの木の子守歌 作詞 美智子上皇陛下
◆ サン・サーンス：《サムソンとデリラ》
第二幕より”あなたの声に私の声は花開く
◆ チャイコフスキー：《オルレアンの乙女》
第一幕より”さらば森よ”
◆ ベッリーニ 《カブレーティ家とモンテッキ家》
第一幕より”聞こえますか？運命の祭壇が！
ロメオとジュリエッタの二重唱
小熊茜（ソプラノ）
横須賀市出身。東京藝大卒。早川明子氏に師事。
ナポリに在住で活躍中。
◆ グノー：《ファウスト》
第三幕より”宝石の歌”
◆ ローッシーニ：《ゼルミーラ》
第三幕より”王座にお戻りください”
◆ モーツアルト：アレルヤ
◆ ベッリーニ 《カブレーティ家とモンテッキ家》
第一幕より”聞こえますか？運命の祭壇が！
ロメオとジュリエッタの二重唱
濱田遙（チェロ）
桐朋学院大卒。プラハ芸術アカデミーに留学。
全日本学生音楽コンクール第二位。
◆サン＝サーンス「白鳥｝
◆ブラームス：チェロソナタ 第二番 ヘ長調 作品99
第1楽章： Allegro vivace
第2楽章： Adagio affetuoso
第3楽章： Allegro passionato
第4楽章： Allegro molto
ピアノ：渡辺久仁子 東京藝大卒。
「湘南コンサートの会」は来年で発足25周年だそうです。これまで70回の
コンサートには実力派の演奏家が多く登場しています。
会を運営しておられる方々のご努力に頭が下がる思いです。
今日は若手によるコンサートとありましたが藤田彩歌さんの実力はもう
決して若手ではなく小熊さんをリードしているように思えました。
これからも「湘南コンサートの会」には足を運びたいです。あり難いことに
3000円で聴かせていただきました。
第9回 湘南・シャントゥーズ 岩間南平と湘南の歌手たち
10 月26日（土） 藤沢市民会館大ホール 主催 湘南シャントゥーズの会
後援 藤沢教育委員会など
ピアニストで作曲家、編曲家 岩間南平さんは湘南出身でシャンソン界の重鎮でも
あります。故石井好子さんが全国で開催していた♪シャンソンフォーリー♪の遺志を引き継ごうと始めたコンサート。
シャントゥーズ（Chanteuse) はフランス語で女性歌手という意味。湘南で活躍している方を中心に全国からも多くの歌手が集まります。
今回のゲストは新派を代表する女優の水谷八重子さん。お声は低くドスが効いていて
元ジャズを歌っていた方。さすが女優さん。♪ラストダンスは私にと、♪セ・フィ二の
二曲をドラマのように、お芝居を観ているような臨場感で歌ってくれました。
トリは美川憲一さん。シャンソンもずっと歌っていらしてコンサートを開くと
今活躍の若い歌手たちが大勢聴きに来るようです。お衣装はいつも本当に美しい。
宝石もキラキラと照明に輝いていています。私は彼の歌う♪生きるが大好きです。
美川憲一 生きる
10 月はこの2つのコンサートだけ。
2回とも湘南でした。
次回は11月のお出かけを書きます。
最後まで読んでくださりありがとうございます。