杏さん頑張れ!(21)私の「ごちそうさん」おせちとはなんぞやの巻
杏さんは私の大好きな女優さん。
とても知的で頑張り屋さんなことは誰にも知られたこと。
朝ドラは続いて観たことはなかったが2013年の「ごちそうさん」だけはずっと
楽しみに観ていた。お料理もとても興味があったし、録画もして永久保存して
いる。
夫役の東出さんと結婚されたのには驚いた。それから3人の子供さんにも恵まれ
幸せな日々を送られているものとばかり思っていたがこのたびの悲しいニュース
には杏さんの気持ちを思うと憤りを覚えた。
いろいろな情報が毎日ネットやメディアで騒がれているけれど周囲の人間があれ
やこれやと詮索してものを言ってはいけないのだろう。解決するのはお二人、
いや幼い子供さんたちを含めて5人のご家族。
しっかりとした彼女であっても気持ちは揺らいでいることと思う。
ゆっくり、周りに影響されずにじっくりと考えて下さい。
幼い子供たち3人の子育てとお仕事の両立は大変だと思う。周りにお手伝いして
下さる方、優しい人がいっぱいいて下さることを祈ります。お母さんは元気でな
くてはいけません。どうぞくれぐれも御身大切にしてください。
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2013年の朝ドラ放映と共に書いた私の「ごちそうさん」という日記を
引っ張りだしてきましたので載せます。
私の「ごちそうさん」〜おせちとはなんぞやの巻
東京からめ以子の実家の両親たちがやってくる。正月を一緒に過ごすという
ことらしい。この際 あの死んだことになっている正蔵さんを西門家に呼び
戻そうとめ以子、静、希子は考える。
だが頑固な悠太郎は「ほんまのことをきちんと告げましょ。あの人がどれだけ
ええ加減か、なぜ娘をこんなところにやってしまったかと後悔していただき
ましょ」と取り付く島がない。
《実家の両親が大阪にやってくるのは初めてね。それも一緒に年越ですよ。
和枝さんがいたら絶対ムリ。「嫁の実家はお客さんではありゃしまへん。
少しは遠慮してもらわなあきまへん」とかなんとか言いだしそう。
私の父は我が家に訪ねてきたのはたったの1回だけだった。もちろん日帰り、
数時間のステイだった・・》
かつて正蔵と働いていたという男が来てめ以子は正蔵の住む長屋に案内する。
誰かの遺髪を受け取っている。
《何かある。正蔵の狼狽ぶり。秘密の過去があるみたい。おかしい?ね。》
西門家のおせちを正蔵に教えてもらうめ以子。★おせちとは何か★を考える。
おせちには、それぞれ来る年への願いが込められていると知り、め以子は
せっせと正月に向けて作りはじめる。
《昔は冷蔵庫もないし・・大変だったと思う。それにしても め以子さん、
もう臨月だというのに頑張るね。》
嫁いで行った和枝から早々と手作りの産着が届き一同驚くが・・しかし・・
その裏にはいけずの和枝らしい意地悪が潜んでいた。
「糸を留めてへんのって確か仏さんに着せる経帷子の
縫い方やったような」と静さん。
《ぎょ、ぎょ、ぎょ。じぇじぇじぇ。
帷子とは、単(ひとえ・裏地のないきもの)を指して、経帷子は昔は
身内の女性が集まり、刃物を使わず裂いて裁ち、糸に結びこぶを作らず、
返し針をせず、ひと針ずつ縫ったものです。さらには故人の極楽往生を願い
経文が書かれることもあった。とにかくお祝い事には絶対ありえへん縫い方
なんです!言ってしまえば死に装束なんです。
農家に嫁いで3ヶ月〜和枝姉さんは相変わらずの★いけず魂★健在なんだわ。
それは元気な証拠?余裕があるということだね。
それでも縫い直して再利用すると決めため以子ちゃん。
負けてないね。逞しい!
経帷子縫い直して赤ちゃんに着せるなんて私にはできひん。》
杏さん! ”いけず魂”を縫い直してみることって可能でしょうか?