舞台「母と暮らせば」観てきました。
少し前になりますが 今月6日 舞台「母と暮らせば」紀伊国屋ホール
観に行ってきました。
原案 井上ひさし
作 畑澤聖悟
演出 栗山民也 (読売演劇大賞 大賞・最優秀演出家賞)
協力・監修 山田洋次
あれから3年後の8月9日。
長崎郊外の高台で一人暮らす
伸子のもとに、
原爆で死んだはずの
息子が現れる
死んだ人と生きている人との会話。
生きている側の心の会話です。
この作品は井上ひさしのものではない。
長崎の原爆問題は「父と暮らせば」と対になるもので、山田洋次が映画
「母と暮らせば」を制作。そして2018年に初演 舞台化された。
今回はその再演。
『母と暮せば』公開舞台稽古 2018年の初演の時のもの。
私たち<ひとりひとり>にまで
続いている、命のつながりの物語。
井上ひさしが構想し、
山田洋次が映画化した名作が
舞台で新たな命をえる。
今、地球の上には大きな核爆弾がぶら下がっている状態で、
「もしかしたら未来の自分は核を体験することになるかもしれない・・・・・」
という思いは残念ながら世界中の人にあります。
決して被害者としての立場を強調したいわけではなく、
大きな核爆弾がぶら下がっているこの状態をどうしたらいいのかをともに
考えたい。 ーーーーーーーーーーーーーーーー井 上 ひ さ し
この舞台の作者~
畑澤聖悟さん のこと
(はたさわ・せいご)
1964年秋田県生まれ、劇作家・演出家。劇団「渡辺源四郎商店」主宰。
青森市を本拠地に全国的な演劇活動公演を行っている。
2005年「俺の屍を越えてゆけ」で日本劇作家大会短編戯曲コンクール最優秀賞
「親の顔がみたい」が20世紀フォックスコリアによって映画化。ラジオドラマ
の脚本で文化庁芸術大賞、ギャラクシー対象、日本民間放送連盟賞など受賞。
現役高校教諭で演劇部顧問。指導した青森中央高校と弘前中央高校を10回の
全国大会に導き、最優秀賞3階、優秀賞5回受賞している。
現役の高校の先生。若い人を指導していおられる。こんな先生の指導で学ぶことが
出来る生徒さんは幸せですね。今年弘前城の周りを歩いたときに弘前中央高校をの前
を通りました。
母親と息子の会話。とてもテンポよく笑いもあり涙もある。こんなに率直に
話が弾む親子っているのだろうか。早く父親を亡くし、助産婦さんとして母一人
子一人として生きてきた二人。時には恋人のように、友達のように。
突然 愛する息子を亡くして大混乱の中で必死に生きている母。「母と暮らせば」
には「大切な人を亡くしたすべての人へ」というキャッチコピーがあったそうです。
「男の子のお母様に是非見てほしい!」富田靖子
NHK朝ドラ「スカーレット」では母と婿役で共演していますね。
息子 浩二 松下洸平 母 伸子 富田靖子
読売演劇大賞 優秀男優賞・杉村春子賞 情感豊かな演技で陰陽併せ持つ母親像を
平成30年度 文化庁芸術祭演劇部門 新人賞 表現した名演技でした。
舞台 ドラマで大活躍ですね。それから音楽も!
多才です。
拍手が鳴りやみません。スタンディング です。なかなか幕が閉じません。
この興奮ぶりが伝わりますか?👇
こまつ座の芝居はこれからいくつも予定されているのですが・・・
コロナ禍 これからどうなるのか・・・まだチケットを買っておりません。
悩んでます。
👇 芝居の前に入ったカレー屋さん。並んではいるほどで人気店らしかったです。
タレントさんのサインもだいぶ飾ってありました。
スープカレーのようでした。我が家のカレーがスパイシーで断然ここより美味しいと
確信しました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。