格安ツアーでポーランドに~夜のヴロツワフ観光でも仕方がない(3)
ヴロツワフ
千年以上の歴史を誇る町。オドラ川に臨むこの地は6cに存在したといわれるスラブ人の集落、13cにはモンゴル人の進入、14cにはボヘミア侯、さらにハプスブルク帝国に組み込まれた後、1945年まではドイツの一部だった。いろいろな国と文化の影響を受けたことで、ヴロツワフにはここだけしか出会うことができないコスモポリタンな文化遺産が数多く残っています。…ということです。
ポズナンからヴロツワクまでは172kmもあり3時間かけて到着したときはすでに
真っ暗。
百年記念会館を目指して歩く。真っ暗中 巨大な建築物?を見てもね。意味ない。
世界最大級のコンクリート製円形ドームで2006年ユネスコの世界遺産に登録だそうです。
建築を勉強している人なら興味が湧くのかしれませんが、私はパスです。
でも予定に入っているので我慢します。夜は絶対に一人では行ってはいけません。
怖いようなところです。(私見です)
街を歩いていると…
市内250ヶ所以上の小人の像があるそうです。
観光者向けのアトラクション。
1980年にポーランドの政党「オレンジ・オルタナティブ」が、当時の共産主義政治に対してのデモ、「オレンジ・オルタナティブ運動」の為、風刺的にヴロツワフ旧市街地に”
お父さん小人”を設置したのが始まり。
2001年夏、芸術大学の学生によるプロジェクト新たなで小人が街に設置されたのをきっかけに、2004年には芸術家Tomasz Moczek氏が12体の小人を作製。小人はそれぞれに名前と伝説などがある。2009年には95体が新たに設置、現在は250体以上の小人が市内並びに郊外に設置されている。
旧市場広場はポーランドを代表する中世市場のひとつ。隣接する塩の広場とともに
13半ばころにつくられたという。中世期のままで、たくさんのレストランやバーなどがある。
旧市庁舎
市庁舎が美しい。
建築は1290年始まったが、完成は1504年。
その間、市庁舎は何回も改築されて、結局後期ゴシック様式の建築物になった。
市庁舎は第二次世界大戦のときに崩壊されなかった。
現在、ヴロツワフの歴史博物館として使われている。
市庁舎の半地下にあるのがビアセラー「ピヴニツァ・シフィドニツカ」Piwnica Świdnicka。創業1273年、ヨーロッパで一番長い歴史を誇る老舗レストラン。
地元の名士や名門の貴族たち、ゲーテやショパンとブラームスもここを訪れて
いるそうです。
ここでビールを飲んでみなくちゃ始まらない。でも時間はない。仕方がない。
酔っぱらって帰ってきた夫に靴を脱いで反撃、怒る奥さんのようです。
あっ、ここにも小人さん!みっけ!
アレクサンドル・フレドロの像 ポーランドの劇作家 詩人
夜中も営業している花屋さんが沢山出店している。日本ではありえない。
あっ、お月様!
街の中心、旧市場広場の人出はこれからかな。
若い人のファッションは黒やグレーが多くてシックな装いが多かったように思う。
私は好きです、そのセンス。
↓↓↓ 今は水が出ていませんが噴水になるそうです。
↓↓↓この青い色の窓のなかは映像でした。ずっと見ているとストーリー性のあるものでした。
シャッターでないのがいいです。
何かの工房のようでした。
ここにも小人さん。
小さな男の子のそばでは小人さんが!大きく感じられますね。
ヤトキ通り
広場からちょっと中に入れば、中世さながらの雰囲気を満喫できるヤトキ通りがあります。木造りの軒が出たアートギャラリー、工房などが立ち並ぶ隠れた人気スポット。
広場からオドジャンスカ通りに沿って北に150mほど進んだ右手にあります。
…と旅の本には書いてありましたがすでに店はクローズで人気はなく寂しい限り。
600年前からここには肉屋があったと言うことで、「肉屋通り」とも呼ばれていて
山羊や豚、兎、鳥などの像があった。ツアー同行者たちは動物に乗って写真を撮っていた。
石畳がまるでポルトガルのようで模様が繊細です。これは紋章でしょうか。
今日の観光はこれで終わりです。
ホテルに行って夕食を食べます。
次回はホテルの様子をアップします。
見て下さりありがとうございます。