初演《ミス・サイゴン》から30年ぶりの《ミス・サイゴン》鑑賞!
8月7日【日】【ミス・サイゴン】帝劇
2020年の公演はコロナで全公演中止になってしまった。2022年の公演はやるのだろうか?不安ながらチケットを買ったのはいつだったか忘れてしまうくらいだいぶ前の気がする。
高畑充希さんのキムが観たくて買いました。
【ミス・サイゴン】はプッチーニのオペラ【蝶々夫人】が基となっているミュージカルです。
作曲クロード=ミシェル・シェーンベルクと脚本・作詞アラン・ブーブリルによるもので【レ・ミゼラブル】を作ったお二人です。
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ベトナム人の母親と米兵との子供の別れの瞬間の(陥落寸前のサイゴン空港)写真を見て衝撃を受けシェーンベルクはベトナム戦時下のサイゴンを舞台に「蝶々夫人」をと考えたそうです。
「あれから30~40年経っても我々はなにも教訓も学ばず同じことを繰り返しています」とシェーンベルクは言ってます。
Lea Salonga - I'd Give My Life for You (Miss Saigon in Manila)
👆 いのちをあげよう
『Miss Saigon』♪命をあげよう(2022年歌唱)
日本での初演を見に行ってます。1992 年というから30年前です。だれと行ったか、一人だったか、忘れてますがキム役は入江加奈子さん、クリスは岸田智史さん。当時は本田美奈子さんのキムが話題になってました。申し訳ないけれどキムとクリスの唄はあまり印象にないのです。よく覚えているのはエレン(クリスの妻)役の人の歌唱力。名前を忘れているので調べてみると石富由美子さんという方でした。しかしもう亡くなられていて・・・本田さんも石富さんも残念なことです。エンジニア役は市村正親さん42歳の時、私と同じ年齢なのですぐわかります。一度エンジニア役の卒業を宣言されましたが撤回されて出演となりました。
舞台装置は初演とだいぶ違ってました。それは30年もたっているのですから当たり前ですね。2012年から採用された新演出版では舞台装置、衣裳、照明といった視覚的なものから音響に至るまで全てのセクションが刷新し、劇場の大きさや設備の制約を受けず上演が可能になり全国の舞台で公演が行われるようになったそうです。
今日のキム役は高畑充希さん!
高畑充希、「ミス・サイゴン」でキム役に
本当にキムがいるとしたらきっとこんな感じじゃないかと思います。純粋で一途で可愛くてそれでいて母とし強くてそして哀れで・・・
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エンジニア役は駒田一さん。貫禄あって歌も芝居も安心して見ていられます。
小野田龍之介 / 僕こそミュージック(モーツァルト!) [Live at Yomiuri Otemachi Hall, 2020/11/6]
👆クリス役の小野田龍之介さん。
2011年に、シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンサート・コンクールへ出演し、リーヴァイ特別賞を受賞した実力派ですね。
【ミス・サイゴン 日本公演ハイライト盤】05入江加奈子&岸田智史■世界が終わる夜のように
👆 30年前に私が観た岸田智史さんと入江加奈子さんの
「世界が終わる夜のように」です。
今回はツレと一緒に帝劇に行きました。
あまり感想を言わない人ですが「ああ~良かったなぁ」と言ってました。私はしばらく「ミス・サイゴン」モードに陥り歌えないくせにキムの🎵いのちをあげよう を口ずさんでいます。(笑)
👇17年前にベトナム に行った時の写真です。
7年前にはベトナム中部に行きました。👇
最後まで見てくださりありがとうございました。