土耳古(トルコ)~7年前ですみません、、ボスボラス海峡クルーズ リュステムパシャモスク(11)
12月14日
日本に帰る日。泣いても笑っても最後の日。私には日本に帰れる嬉しさなどは
微塵もなく、お名残り惜しい限りです。
部屋の窓から外を見ると~ 大きな港でした。
1時間出発を早めて<リュステムパシャモスク>に向かう。
★リュステム パシャ モスク
時のスレイマン大帝の娘婿であったリュステム・パシャ宰相は帝国の主席
建築家ミマール・シナンにモスクの設計を依頼。
1561年、贅の限りを尽くしたモスクが完成。パシャは帝国屈指の投資家
であったが、金があれば全て良いというわけでもなく、モスクにはミナレット
(尖塔)が1本しかない。当時、複数のミナレットを建てることはスルタンに
しか許されない。
小規模ながらもここが有名なのは、床〜天井まで壁一面が、
☆イズニックタイル☆だということです。その権力と財力を誇示する為に
選んだ手段がタイル装飾。最高の絵付け師を集め、たぐいまれな美しいタイル
で全面を覆い、その姿は豪華絢爛、贅沢の極みです。
ロンドンのオークッションなどでは一枚約1000万円にもなるという
からイズニックタイル恐るべし!早かったので他のツアー客にお目
にかかる事なく、イズニックタイルを堪能できたのが何よりでした。
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その成金モスクを後にして、ボスボラス海峡クルーズに乗船。
今日は天気予報が雪だ、雨だといっていたのに、何故か晴天!
この旅で一番の好天!良かった〜!
アジアとヨーロッパを分ける約31mと海峡を景色を眺めながらのミニ
クルーズ。二本のボスボラス大橋を過ぎて黒海の入り口近くまで上がって
また戻ってくる。内海だから波もなく静かです。風は冷たいけれど気持ち
が高ぶっているから、何ともない。気持ちがいい〜〜〜!ツレも私も黙っ
て、ただ目の前を過ぎていくドルマパフチェ宮殿、ルメリ・ヒサール、
ベイレルベイ宮殿を見る。
海峡周辺はかつての軍事的要衝から富裕層の邸宅、そして両岸
を結ぶ日本の巨大な橋など雄大な景色を見ることができる。
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最後のランチ
トルコ最後のランチはシーフード。
イカのリングフライ、ムール貝の唐揚げ、 鯖のトマト煮、トマトスープ、
ドーナッツを甘い汁に浸したデザートを全ていただきました。
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つかの間の自由時間を街を散策!
★トルコアイス(ドンドゥルマ) 練って伸ばしたおもちみたいなアイス。
★焼き栗やさん
★やおやさん
★ 床屋さん
トルコ最後のチャイをいただきに街のお店に入りました。
トルコの人たちはお茶が大好き。濃い目に煮出したお茶に
ミルクは入れずにたっぷりのお砂糖を入れて一日に何杯も
飲みます。そしてお茶のみ話を楽しみます。人の集まる所
には必ずチャイがあるのです。
おじさんはニ階のお店に案内してくれました。店内は私達だ
け。おじさんはチャイの注文の電話を受けて階段を下りたり、
上がったりと忙しそう。
チャイは出前があるのだそう。
「いい旅だったね」
「うん、いい旅だった」
「あっという間だったね」
「うん、あっという間だった」
交わす言葉は少なくても、久々の夫婦の
旅 がお互い、とても良いものだったと確信します。
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それから★グランドバザール★に行き最後のお買いもの
バトルがあるのですが、番外編で書きます。
★ト ル コ 旅 行 ! 良 か っ た で す ! ★
お世話になったガイドさん、添乗員さん、バスの運転手さん!
旅先で出会った大勢のトルコの皆さん!沢山の笑顔を~
テシュキュルエデリム!これだけは覚えました。
トルコ語で★有難う!★です。