ムラゴン ホーム
ちょっと足をのばして～スペイン・サンティアゴ・デ・コンポステラまで
★スペイン巡礼と共にある町 サンティアゴ・デ・コンポステラ
昨年末の北スペイン・バスク地方の旅では残念ながら行かれなかった「サンティアゴ・デ・コンポステラに何が何でも行きたい」という私の希望に、ベストなアクセスを考えてくれた相棒だったが、日帰りだとポルト発の現地ツアーに乗るのが一番効率がいいということになった。ツアー申込みは日本で予約済み。ポルトに着いてすぐに確認の電話を入れてあった。（所要時間10時間半、昼食なしで98ユーロ）
カテドラル
道そのものが世界遺産に登録されているのはサンティアゴ・デ・コンポステラを目指す巡礼地と日本の熊野古道だけだそうです。
聖ヤコブの象徴のホタテ貝～昔、巡礼者たちが食事を恵んでもらうための食器として身に着けていた名残だそうです。
巡礼路だけでなくコンポステラは中世そのままの街が世界遺産に登録されている。50以上の聖堂や礼拝堂など旧市街全体が世界遺産になっている。
大聖堂裏側
キンターナ広場 左の大きな門は「聖なる門」
左の建物はラホイ宮殿。オブラドイロ広場に西側にある。16cの建築物。
時計塔
銀細工の門
動かない。
宙に浮いている？
残念ながら正面の栄光の門は修復中。
現地ツアーの参加者はブラジル人夫婦２組、ブラジル人女性一人と私たち。
ガイドの J君は27才。運転しながらも饒舌でカーステレオから流れる音楽に体を揺らせながら歌を口ずさむ。冗談を言っているのかブラジル人らには大うけで車内は笑いが絶えない。ポルトガルにブラジル人観光客が多いのは言葉の問題がないからなのだろう。
５年前のエヴォラのツアーの時もフランス人が少しいたくらいでほとんどがブラジル人
だった。そして日本人はいつも私たちだけ。当然ながら寡黙になってしまう。
食事が付いていると125ユーロ。私たちは食事なしで予約しているので98ユーロ。
ガイド君は「食事ついてますよ。タパス料理ですが」と言う。まっ、後から請求されたら
払えばいい事だからと、席に着いた。食事が運ばれ、おまけにワインまで。お酒は気分を解放してくれる。
タルタ・デ・サンティアゴ
言葉の問題はあっても、すっかり打ち解けている。日本語は話せないけれど日本人の
お顔立ちのおじさま。「おじいさん、おばーさん日本人。沖縄の人」だそう。リオ五輪の話や旅の話で盛り上がった。
相棒がお名前を漢字で書いてあげたら、すごく喜ばれて、皆さんからそのお礼にと
75度の強いお酒を奢って下さった。
こんな可愛いカードも売ってました。
レストランや Barが軒を連ねている。
お土産にこんな指輪を買いました。
サンティアゴ記念に銀細工、ネックレス、ロザリオなどが売られていました。
大聖堂の中にも入らせていただき、ミサに遭遇しました。
写真は撮れませんでした。ミサも大聖堂もすべて巡礼者のためのものだと感じました。
徒歩で100Km以上、自転車で200Km以上の巡礼地を歩く～憧れるがそう簡単に達成できるものではないと思う。
