2015 冬 スペイン・バスクを巡る旅~ピンチョス、ピンチョス!!
旅行社の行程表には「ガイドとともにバル巡り♪特産の★ピンチョス(pinzos=
串という意味))バルをはしごします」と書いてあった。このはしごは旅行代金
に含まれている。
どこかの旅行会社のプランではここのバル巡りがオプションになっていて、
ホテルからの送迎込みでそのお値段が10000円もしていて驚いた。それに比べる
とすべて旅行代金に含まれ、オプションはなし、お土産やさんには寄らないし、
私には嬉しいこのツアー。4年前の個人旅行は自由ではあったが不案内なところ
を探しながら歩くしんどさもあった。今回は添乗員さんの後をついていけば間違
いなしだから安心、安心。
4年前のバル歩きは昼間だったが 今回は夜だ。沢山の人が集まり、クリスマ
スのライトアップもあってテンションは自ずとアップ。
「あの…自由時間はあるのでしょうか?自分でバルをまわる時間は?」と添乗
員さんに聞くと…「ありません!」と却下。
夏にしか観光客が来ないためかサンセバのホテルの数は少なく、値段も高い。
だから私たちはこれから一時間半をかけて安いビルバオのホテルに帰らなければ
いけない。ドライバーさんのオーバータイムになってしまうので遅くとも22時ま
でにはホテルに着かなければならないとのこと。スペインのドライバーさんの勤
務管理はとても厳しく長時間、連続の運転は不可、きちんと休憩はとらなければ
いけない。少しでも運転時間がオーバーすればバスが動かなくなるように設定さ
れているというし、なおかつ、高額のぺナルティーが課されるとか。説明を聞け
ば納得、納得。我儘は言えない。誰一人文句は言わない。
20名のアジア人集団が一時に店に入るわけで、そう広くない店内は足の踏み場
もない状態。それでもお客たちは嫌な顔一つせず、スペースを作って「いいよ。
いいよ。こっちにおいで」と言ってくれる。
頼めばお肉も焼いてくれます
海老のピンチョスがここではおススメだそう。
店に入るとピンチョス!(pintzos=finger food)、ピンチョス!ピンチョス!が
所狭しと並べられている。テーブル席は少なく立ち食い、立ち飲みが普通。ここ
ではピンチョス2つとドリンク。
2軒目の店は”BAZTAN”という店。添乗員さんは
「ここではピンチョス3つとドリンクを選んでいただけます」とのお達し。
私はブラッドソーセージと蛸とホワイトアスパラの三種を、ドリンクは
★チャコリ(tzakoli=発砲性を残した白ワイン)を選んだ。アルコール度数
9〜12℃(地域によって異なる)で主に白ワイン。超微発泡。
これを普通に注いでもらっちゃ困る。★「バニュルス注ぎ」が見たい!」
するとイケメン男子がボトルを頭の後の高い位置からグラスに注ぐのを見せてくれた。
泡が弾け香りがたち口当たりが良くなり、酸味も和らぐそうだ。しっかりと写真
に収めた。(写真は↓↓↓)ありがとう!
「バニュルス注ぎ」はこれだ===!
美しい人~
サンセバスティアンともいよいよお別れ。ちょっぴり街歩き。名残り惜しい。
また来たいなぁ~。
見て下さりありがとうございました。
続く〜