2015 冬 スペイン・バスクを巡る旅~タラゴナのローマ遺跡
2015年 12月20日(日)
早起きして出発の準備を済ませ、それから朝食後すぐに出発。
★タラゴナ(Tarragona)まで3時間半もかかるからやむおえない。
コウノトリ
ヨーロッパを旅をしているとよくコウノトリを発見しますね。
屋根や煙突の上で子育てしているところを見かけます。
特にポーランドは世界の4分の1のペアが繁殖しているそうです。
秋になるとアフリカに飛んで行って冬を過ごしているそうです。
来月ポーランドに行く予定なのですが、コウノトリはもういないのでしょうね。
★タラゴナはカタールニャ州タラゴナ県の県都。BC3世紀にローマ人
によって築かれた都市。帝国時代はタラコと呼ばれた。100万もの人口
を有するイベリア半島最大の都市として栄えた。
タラゴナにはローマ時代に建設された★ラス・ファレラス水道橋
(スペインではゼゴビアに次ぐ規模)や神殿跡に建てられたカテドラル、
考古学博物館など見どころ満載なのだが、今回のツアーでは
★地中海のバルコニー(Barco del Mediterani)と呼ばれる小さな広場から
★円形競技場(Amfiteatre)を眺めるだけというもの。
バルコニーからはコスタ・ドラダという海岸線が広がり、晴天であれば
青い空と青い海といったはずだったが残念ながらうす曇り。
だが★円形競技場ははっきりと見えた。
1世紀に建設されグラディエーターや猛獣が戦い見世物になった。
また259年にはここでタラゴナのキリスト教司祭が処刑され、その跡地に
12Cに建てられた奇跡の聖母マリア教会が廃墟となって残っている。
収容人数1万人以上といからローマのコロッセオの5分の1の大きさ。
それをバックにして写真を撮る。本当は競技場まで行きたかった。残念。
同行の82才のご婦人にブラヴォ!
海沿いの階段を上ると10分くらいでそのバルコニーに着いた。
82歳のご婦人は休み休みでも、階段を一段一段と上っておられた。
「私は行かないで待ってます」と言わないとこが凄い。
どこかの観光地では階段を四つん這いで上ったこともあったそうだ。
そして上りきった時はお仲間から拍手、拍手だったそうだ。
「今年はこれが最後の旅。来年一月は国内が二回、
二月には”イタリアの田舎町”に行きます」にはびっくりポン。
さすが海外旅行今回が145回目の旅名人だ==!
その気力、体力、経済力にBravo!
観光客が市内巡りする定番の車が待機してましたが…お客はいなかった。
チケット売りの男性がなかなかいい味出している。笑。
お腹空きました。次回はランチの模様を載せます。
見て下さって感謝です。