3月11日「 第9回 被災地復興支援チャリティ・コンサート」@ミューザ川崎シンフォニーホール
🎵ミューザ川崎シンフォニーホール~
3月11日 9回目となる「被災地復興支援チャリティ・コンサート」に行ってきました。
プレトークがありました。(約10分/登壇:秋山和慶・新実徳英 司会:山田美也子)
実はミューザ川崎シンフォニーホールは2011年3月11日、東日本大震災 及びその 余震 のため、 天井 の 仕上材 の大部分が客席に崩落する被害を受けました。 幸い負傷者はなかったのですが、その後は復旧工事のため、2013年 3月31日 までの約2年間にわたり閉館されたのです。その復旧のために川崎市民やオーストリア・ザルツブルク音楽祭【(ザルツブルクは川崎市とザルツブルク市との友好都市提携(1992)年4月17日締結】)国内外の多くの個人・団体の皆様からご支援をいただいたそうです。
3月11日はミューザ川崎シンフォニーホールにとって忘れてはならない日であり、音楽とともに震災犠牲者の皆様を追悼し、災害の復興に貢献するためにチャリティ・コンサートを開催しています。コロナ禍ではやむなく中止になり今回が9回目、2020年に準備予定されていた内容で今回は演奏されるそうです。
そして公演のチケット収入と会場の募金箱に寄せられた全額を、日本政府を通じて東日本大震災義援金へ寄付されるそうです。
そして全員で黙とうをいたしました。
👆👇 東日本大震災被災地の復興支援のために2014年から開催しているコンサート。
マエストロの秋山和慶さんが音楽を通じて被災地の復興を支援したいという思いを形にしたものだそうです。
[出 演] 指揮:秋山和慶 👆
独唱:塩田美奈子、藤井麻美、中鉢聡、ジョン・ハオ
管弦楽:洗足学園ニューフィルハーモニック管弦楽団
合唱:被災地復興支援チャリティ合唱団 (合唱指揮:中村拓紀)
NHK全国学校音楽コンクール全国大会に出場経験のある名門・川崎市立坂戸小学校合唱団をはじめ、かわさきユースハーモニー、洗足学園中学校・高等学校合唱部と保護者のコーラス、同音楽大学OB合唱団など、子どもから大人まで川崎市の全世代で構成されています。さらに大久保混声合唱団と松原混声合唱団(いずれも東京の団体)が加わり、壮大な「歓喜の歌」を約160名の団員の方々が歌い上げます。
[曲 目]
新実徳英:交響組曲〈生命(いのち)のうた〉30分
(委嘱作品・オーケストラ版世界初演)
■詩人ナーズム・ヒクメットの5篇の詩を歌に――新実徳英:交響組曲<生命のうた>(オーケストラ版)世界初演
ナーズム・ヒクメット(1901-1963)は、広島の原爆で亡くなった女の子を詠った「死んだ女の子」(高石友也、元ちとせらが歌ったことでも知られる)で日本でも知られるトルコ出身の詩人です。
生命の輝きや平和、幸福への希求が込められたヒクメットの5篇の詩に、「白いうた青いうた」など数々の合唱曲で知られる作曲家・新実徳英が作曲した交響組曲<生命(いのち)のうた>を演奏します。この作品は「團伊玖磨の音楽・レクチャー&コンサート」実行委員会と、ミューザ川崎シンフォニーホールによる共同委嘱により作曲され、2020年3月にお披露目を予定しておりましたがコロナ禍で延期となり、このたび3年越しのオーケストラ版・世界初演を迎えました。
「郷愁」
「太陽を吞むものたちの唄」
「獄中書簡」
「死んだ女の子」
「武器をもたない人びと」
ベートーヴェン:交響曲第9番 二短調 OP.125 「合唱付き」 70分
👇どれも 昨日の演奏とは違いますが・・・参考までに
Symphony No. 9 ~ Beethoven
被災地に届け!~佐渡裕 一万人の第九
まず このコンサートにご招待して下さった友に感謝したいと思います。
生命のうた~ オーケストラ版世界初演を聴くことができて嬉しかったです。
̞̞ヒクメットの詩をあとから読み直す。
復興・平和・幸福を希求する作品として世界に発信されることを確信しました。
素晴らしいお作品を聴かせていただきました。感謝です。
年末によく演奏される第九ですが第一楽章から第四楽章まで合唱付きで聴いたのは初めてでした。オーケストラの丁寧かつエネルギッシュな演奏、オペラ歌手、合唱の美しい声、感動して気持ちが高揚したまま帰宅しました。
そして3・11 あの日被災された方々に応援を続けなければと思いを新たにしました。
最後まで見ていただきありがとうございました。