「トロイに初めて集落が出来たのは紀元前3000年頃です」
なんてこと言われてもピンときません。古すぎです。アレク
サンダー王もアテナ神殿を奉納したそうです。同じ場所に9回
も都市を造り、繁栄と没落を繰り返しました。各時代の城壁が残っているそうです。紀元前3000年にここで人々が生活して
いたと思うと,ここに自分がいること自体が不思議な気分。

                ドイツの実業家シュリーマンはギリシャ詩人ホメロス抒情詩「イーリアス」に書かれた「トロイの木馬」の伝説が、伝説でなく史実だと幼い頃から信じていました。貧しい少年時代を経て商人として成功、財産を築きました。1870年に夢の実現のためにトルコに渡り、ヒサルクの丘をトロイと定め私財を投じて遺跡の発掘に乗り出しました。49歳のとき。そして1873年、遂に金冠や装飾品など「トロイのプリアモス王の宝」と呼ばれる数々の財宝を発見したのです。
           ★世紀の大発見！！！★
　考古学者でなかったため重層構造とは知らず、遺跡を破壊しながら垂直に掘り 下げてしまい、このため発掘作業が、今もなお難航しているそうです。

★世界がっかり遺産を見た！★ということで、これも前向きに考えます。「木馬に登ったか？」ですか？登りませんでした。遠くから写真を撮りました。
　　　　　　　******************************
                        ギリシャ神話　「トロイ戦争」
　　　　　　　******************************* 
    昔、昔　ヘラ、アテネ、アフロディテという3人の美しい女神がいた。
ある日「世界で一番美しい女神」を競って争いとなった。そこで若いトロイの王子に
判断を仰ぐことに。３人の女神は王子に賄賂を示す。ヘラは「支配権と富」を、アテネ
は「戦いの勝利と知恵」を、そしてアフロディテは「この世で一番美しい女」を与える
約束をした。
　王子はアフロディテが一番美しいと判定を下す。しかし「この世で一番美しい女」と
いうのはギリシャの都市国家スパルタの王妃ヘレネであった。王子は王妃を巧みに誘惑
して王宮から連れ出した。
　これを発端にギリシャ軍とトロイ軍の戦いは始まり、両者譲らず10年もの歳月が流れ
た。ギリシャ軍は最後の手段として巨大な木馬を造り、その中に沢山の兵士を隠れさせる。負けたふりをして巧みに木馬をトロイ城内に引き入れさせ、夜、寝静まった頃、一気に攻め入り落城。こうしてトロイ戦争はギリシャ軍の勝利で終わった。

　余談ですが・・世界がっかり遺産に入ってもいいのでは？調べてみたら?マーライオン（シンガポール）?人魚姫（デンマーク）?小便小僧(デンマーク）とあってトロイ遺跡
とは出ていませんでしたが、、、、考古学的な見地ではありませんので、単なるおばさんの感想です。世界遺産認定のとき、シュリーマンさんがドイツ人だったため、贔屓されたのではという見方もあるようです。

儀式が行われたとされる聖域

　　　　　　　****************************************************************

　古い映画ですが「トロイのヘレン」ロッサナ・ポデスタとアンソニー・パーキンスのＤＶＤを観たいと思います。まだ観たことがないので。ブラッド・ピッドの「トロイ」も良かったなぁ〜。

Helen of Troy Trailer ©1955 Helena de Troya

トロイ 予告編

　またバスに乗り2時間半、アイワルクのお宿に向かいます。
今日のホテル【グランド　テミゼル　ホテル】

　エーゲ海に面した避暑地だそうです。雨が降って来ました。
明日の朝日は見られるのでしょうか？

今晩のごはん

野菜が豊富でうれしいです。

　　　　　　　　　　　　　　　*****************************************************

                                最後までご覧くださりありがとうございました。
　　　　　　　　　　　　明日はエフェスにまいります。