ポルトガルはいつも優しく迎えてくれる(23)…19世紀に建てられた王族の夏の離宮に行ってみるの巻
10月31日(水)~11月9日(金)まで正味7日間の短い
ポルトガルの旅日記ですが読んでいただけたら嬉しいです。
潤沢な資金を持って旅する方にはなんの参考にもなりません。
年寄り夫婦の節約旅です。途中 ばあばが転んで顔面強打。
お岩さんになりながらも旅を続けた涙もん旅となりました。
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軍事都市の性格を帯びていたカスカイスが国際的なリゾート地へ脱皮するきっかけとなったのがルイス1世による城塞を王族の夏の離宮とする転換であった。1870年から1908年の間、王族は夏の間、カスカイスで滞在することが多かった。また、カスカイスでは、ポルトガルで初めて、電灯が灯ったことでも有名である。リスボンやシントラへの道路が整備されると同時に、カジノ、闘牛場、スポーツクラブが作られ、人口は増え始め、1889年には、鉄道も開通した。この頃建てられた新古典主義建築のカストロ・ギマランイス伯宮殿が今は博物館として公開されています。(wiki より)
11月6日(火) ●カストロ・ギマランイス伯博物館
(シニアで€2×2人で€4)
↑↑こちらがこのお屋敷の持ち主のカストロ・ギマランイス氏です。
ポルトガル初代国王アフォンソ1世が生まれた地として知られ、旧市街の広場の壁に「ポルトガルここに誕生す」とあるギマランイスという町があるのでなにか関係があるのかと思いましたが・・彼の名前は出てきませんでした。
中庭
アラブっぽい感じですね。
天井画は王族のそれぞれの家紋のようです。
暖炉もアズレージョ ↑ ↓その拡大 古いことが解ります
どれ一つとっても手のかかった芸術作品のようです↓↓
床はタイルのようです↑↑
その頃の印刷の仕方?なのでしょうか。すみません。よく解りません。↓↓
階段にもアズレージョと手すり。
現代の作家さんの絵画や写真が展示されていました。
可愛かったので一枚ぱちり。↑↑
当時の鏡。映ってます。
中国からのものでしょうか? ↑↑
当時のガラス窓からは海が見渡せます。
古そうなアズレージョだったので…↑
図書室なのかな?書斎ですね。
イコン? 収集していたのでしょうか。↑↓
↓↓別邸
↑↑灯台 ↑↑
どこかの財閥の方の所有物を国が買い取り、博物館になっています。もともとは国王が娘のために建てた離宮の別宅。
王族の夏の離宮の豪華さはよく解ったけれど、一般市民の生活はどんなだったのだろう。ちょっと考えてしまいます。
ここからちょっと歩きますが地獄の口という洞穴に太西洋の荒波が打ちつけるという「口」に行ってみます。
最後までみて下さりありがとうございます。
またお立ち寄りください。拝。
ポルトガル