小江戸 栃木 蔵の街を歩く (4)渡良瀬遊水地と三県境(おまけ)
かkk
栃木 蔵の街とさよならして~
栃木の道路には百日紅の木が植えられていましたね。ピンクの花がとても綺麗でした。
お昼は栃木牛の店に入りました。しっかりいただきました。
三県境
埼玉のさい、群馬のぐん、栃木のと からネーミング。
お野菜、新米、うどん、ぶどう、草餅 などいろいろお土産を買いました。
新鮮でどれも美味しかったです。
かつて曲がりくねり洪水被害をもたらした渡良瀬川は、明治から大正にかけての
改修工事により、かつての県境が廃川。造成工事で埋め立てられ、全国でも珍しい
平地の三県境に.
3つの県の県境が隣り合う「三県境(さんけんきょう・さんけんさかい)」は、
日本に40箇所以上あると言われています。しかし、そのほとんどが山間地や河川
(川の上)であることが多く、平地に三県境があるのは、かなりレアなケース。
ところが群馬県板倉町、栃木県栃木市、埼玉県加須市の境(北緯36度12分27秒
、東経139度39分50秒)は、なんと田畑にあるのです!
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わずか3歩でまたげる三県境は相当珍しいものです。
ほとんどの三県境は気軽にまたげるような場所には無く、例えば最北で言えば青森、
岩手、秋田の四角岳にあり、関東では千葉、埼玉、東京の境は江戸川に、茨城、栃木、
埼玉は渡良瀬川、茨城、千葉、埼玉の三県境は江戸川にあります。
渡良瀬遊水地ガイドマップ ラムサール条約登録地
『自然』
栃木、茨城、群馬、埼玉の県にまたがる面積3,300haの広大な面積を持ち。洪水調節都市用水の補給などを目的に設置されている。
内陸部では国内最大級の面積を持つヨシ原(約1,500ha)のある湿地で、世界的に湿地が減少する中で貴重な存在となっており、平成24年にはラムサール条約登録湿地となりました。
『歴史』
現在の渡良瀬遊水地の周辺(旧谷中村、現在の藤岡町など)一帯は渡良瀬川、巴波川思川という3つの河川にかこまれており、洪水に見舞われやすい地域を堤防で囲み、その中で生活を営んでいました。
その後、上流の足尾銅山からの鉱毒の影響により森林が失われたこともあり、渡良瀬川沿いの多くの村々では、明治23年、29年と大洪水に見舞われました。
このような諸状況から沿岸に住む人々は鉱毒反対運動を繰り広げ、政治家、田中正造の活動もあり、足尾鉱毒問題は社会問題化しました。
その後、渡良瀬遊水地は旧谷中民の移住問題など、人々の大きな犠牲のもとに作られました。
井関真人「私の村は水の底」
この歌がずっと私の中で聞こえていました。☝☝☝
暑かったですが谷中湖周辺をゆっくりと楽しみながら歩きました。
東京に帰ってきました。
小江戸 栃木 蔵の街の旅はこれでお終いです。
まだ行きたかったところがうんとこさありますので 再訪したいと思います。
最後まで観て下さりありがとうございます。