映画『罪の声』スペシャル映像：声をめぐる謎篇

小栗旬×星野源 映画『罪の声』完成報告会【10月30日（金）公開】

『罪の声』観てきました。

☟　広告ですが朝◎新聞に号外出てました。広告費かけてます。

☟　10月29日(木）朝◎新聞　朝刊の記事
　明日の公開を前に主役の小栗さん、星野さん、原作者の塩田さんが語り合っています。

☟これは映画館で貰った号外！

　沢山のメディアで紹介されていましたが公開前日、当日（今日）の新聞では
たいそうな紙面を割いて広告されていました。
　私も映画館の予告篇で何度も紹介されていたので、観るつもり、いや観たいと
思っていた作品でした。

阿久津英士＝小栗旬　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　曽根俊也＝星野源
　☝☝☝
　　大日本新聞大阪・文化部記者。かつては社会部記者
　だったが平成が終わるタイミングで昭和の未解決事件を
特集する特別企画班となり「ギンガ・萬堂事件」の担当に。　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　☝☝☝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　京都でテーラーを営む。二代目店主。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ある日、父の遺品から古いカセットテープを
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発見し、自分の幼い頃の声が35年前の事件で
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　使われた録音テープの子どもの声と全く同じ
　　　　　　　　　　　　　　　　　ものであることに気づく。そして自らの宿命と事件
　　　　　　　　　　　　　　　　の謎を追っていく。　

　原作　塩田武士氏の『罪の声』を読んだ方も多いかと思います。
フィクションであるが昭和最大の未解決事件「グリコ・森永事件」をモチーフに描かれたミステリー小説。「週刊文春」ミステリーベスト10の2016年第1位。第7回山田風太郎受賞。第14回本屋大賞第3位と多くの注目を集めた話題作です。

　作者２１歳の時、事件に子供の声が利用されていることを知った。自身が最年少の未就学児と同世代でしかも同じ関西に育った可能性が極めて高い。どこかですれ違っているかもしれない……そう思った瞬間、全身に鳥肌が立ちどうしてもこの子供たちの物語を書きたくなった。それから『罪の声』を完成させるまで、15年の歳月を要したということです。

　圧倒的な取材と筆力で、これはノンフィクションであり、時効となった犯罪の本当の結末なのではないかと錯覚してしまうほどのリアリティに溢れています。

　「グリコ・森永事件」は「ギン萬事件」へ、犯人グループが名乗った名前「かい人21面相」は「くらま天狗」へ、脅迫された食品メイカー「江崎グリコ・丸大食品・森永製菓・ハウス食品・不二家・駿河屋」は「ギンガ・又市食品・萬堂製菓・ホープ食品・鳩屋・摂津屋」と、実際の事件とは異なる部分の功名さで書かれています。

あらすじを少しだけ。

　平成の終わり、新聞記者の阿久津（小栗）は上司に命じられ、35年前、日本中を震撼させた、ある事件の真相を求めて取材を開始する。食品会社を標的とした一連の企業脅迫事件は、誘拐や身代金要求、そして毒物混入など数々の犯罪を繰り返す凶悪さと同時に、警察やマスコミまでも挑発し、世間の関心を引き続けた挙句に忽然と姿を消した謎の犯人グループによる、日本の犯罪史上類を見ない劇場型犯罪だった。
　事件の深淵に潜む真実を追う新聞記者の阿久津と、一方、京都でテーラーを営む曽根俊也（星野）は父親の遺品からカセットテープを発見。それはあの未解決事件で使用された脅迫テープの音声と同じだった。知らないうちに事件に関わってしまった俊也を含む3人の子供たち。　
　阿久津と曽根は事件の真相を明らかにしようとそれぞれが動き始める。そして両方の捜査が重なり合う時、事件の裏側が明らかになります。そして衝撃の真相が……。

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原作者の塩田武士氏は
「僕が描きたかったのはこれだ！　映画を観ながら心の中で叫びました」　と言っておられます。

　映画になった自身の作品をここまでおっしゃるのはよほど満足された出来上がりだった
のでしょう。

　140分と長い映画でしたが一瞬たりとも目の離せない展開で面白かったです。
主役の小栗旬さん、星野源さん、脇を固める松重豊さん（元社会部記者）、古舘寛治
さん（社会部デスク）梶芽衣子さん（曽根俊也の母）、市川実日子さん（俊也の妻）。
声を使われた子供の一人で35歳になった聡一郎役の宇野祥平さんという方は知りませ
んでしたが上手い俳優さんでした。老いた母親との再会シーンには涙が止まりません
でした。聡一郎の姉の望役の原菜乃華さんも熱演でした。

監督　土井裕泰　　　大ヒットドラマの演出を手掛けるほか映画では
　　　　　　　　　　「今会いにゆきます」「涙そうそう」「麒麟の翼～
　　　　　　　　　　劇場版」「映画　ビリギャル」などいい作品を
　　　　　　　　　　作っておられます。
脚本　野木亜紀子　　沢山のヒットドラマを書いておられる方なんですね。
　　　　　　　　　　あの原作を一本の映画にまとめるって凄いですね。
　　　　　　　　　　
主題歌　Uru 『振り子』

【Official】Uru 『振り子』 映画『罪の声』主題歌

   見ごたえのある良い映画を観て大満足で帰ってきました。

　最後まで見て下さりありがとうございました。