杏さんは私の大好きな女優さん。
とても知的で頑張り屋さんなことは誰にも知られたこと。
朝ドラは続いて観たことはなかったが2013年の「ごちそうさん」だけはずっと
楽しみに観ていた。お料理もとても興味があったし、録画もして永久保存して
いる。
  夫役の東出さんと結婚されたのには驚いた。それから3人の子供さんにも恵まれ
幸せな日々を送られているものとばかり思っていたがこのたびの悲しいニュース
には杏さんの気持ちを思うと憤りを覚えた。
いろいろな情報が毎日ネットやメディアで騒がれているけれど周囲の人間があれ
やこれやと詮索してものを言ってはいけないのだろう。解決するのはお二人、
いや幼い子供さんたちを含めて5人のご家族。
   しっかりとした彼女であっても気持ちは揺らいでいることと思う。
ゆっくり、周りに影響されずにじっくりと考えて下さい。
  幼い子供たち3人の子育てとお仕事の両立は大変だと思う。周りにお手伝いして
下さる方、優しい人がいっぱいいて下さることを祈ります。お母さんは元気でな
くてはいけません。どうぞくれぐれも御身大切にしてください。
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2013年の朝ドラ放映と共に書いた私の「ごちそうさん」という日記を
引っ張りだしてきましたので載せます。

私の「ごちそうさん」〜ちょっと突っ込みますの巻

大晦日に、め以子ちゃんは長女ふ久ちゃんが産まれてめでたし、めでたしで
　2013年の「ごちそうさん」は終了。

　さ〜て　年が明けて「ごちそうさん」再開で・・・ぎゃあ＝＝＝！
子供が三人に増えていた。ふ久ちゃんの下に男の子が二人できていた。

　妹の希子さんは放送局の同僚とめでたく結婚、彼女の計らいもあって
悠太郎とめ以子の結婚式が実現！　

　おじーちゃん（正蔵さん）はお静さんとも仲良く、家族に囲まれて幸せのうち
にあの世に旅立った。

杏の気分ほろほろ (朝日文庫)

朝日新聞出版

2019-01-04

本

　杏さんの著書「杏の気分ほろほろ」の中でおじいさん、おばあさんの事を
書いておられる。☟☟☟
　　
　　祖父は元々警察官で、その半生を拙著「杏のふむふむ」で書いた。祖母は
　祖父について書いたこの本を読んでくれて、また彼女が亡くなった時のこの
　エッセイを、祖父は読んでくれた。
　　祖母が亡くなってから、祖父はみるみる萎んでいった。
　「おじいちゃん、私、結婚式あげるから、それまで元気にならなきゃね！」
　会うたびに励まして、2015年の秋、車椅子に乗って結婚式に参加してくれ
　た。祖父は枝がかれていくように細くなり、言葉も少なかったが、それでも
　白無垢の孫の姿を見て安心してくれたのではないかと思う。

                                    
　　冬に容態が急変し、急いで病院に向かった。
　　何とか持ち直した祖父は点滴に繋がれて横たわっていた。奇しくも私の妊娠が
　分ってすぐの時期だった。枕元に座り、耳元で報告した。
　「おじいちゃん、ひ孫ができるよ。それも双子なんだよ」するとそれまで眠って
　いるように見えた祖父が、目を開けた。
　「ひ孫を抱くまでに、元気にならないとね！」と励ました。
　祖父はウンウンとうなずきながら、凄い力で私の手をとって、さらに起き上がろ

   うとまでしてくれた。
　　翌年５月の半ばに私は少し早めの出産をし、祖父はそれを見届けたように６月
  に旅立っていった。
　　この仕事をしていて恵まれていると感じる部分は、祖父母に仕事をしていると
   ころを見せられて、また若い時分から仕事ができたので祖父母を旅行や食事に連
  れて行けたところだ。
　　毎度「冥途の土産だからね」と冗談交じりに連れ出した。
　「冥途の土産が多すぎて、こりゃなかなかいけないよ」と笑っていた祖父母。
　　今は身軽になった分、祖母と二人で自由に飛びまわり、孫、ひ孫たちを見守っ
    てくれているだろう。

    《杏さんはおじいさん、おばあさん孝行をしましたね。まるで息子や娘が
　　するような孝行を孫が代わりになさっているよう。お幸せなお二人です
　　ね。今は空から孫、ひ孫たちを見守っていますとも。今の杏さんに力を
　　送ってくれていると思います。》

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    ありゃ、ありゃ・・ふ久ちゃん、もう立派なリケジョ。長男泰介（今をとき
めく菅田将暉が演じている）は父親似の野球少年、次男の活男（西畑大悟）は
め以子似の料理好きの優しい少年に成長している。

ちょっとドラマに突っ込みます。

　■　私的にはもう少しめ以子の子育て時代をやって欲しかった。ふ久ちゃんの
コマッタチャン時代は少しあったが他の二人があっという間にいい青年になっち
ゃった。

　■　希子さん　結婚しても西門家に居すわる？　お婿さんのご飯もめ以子さん
に「お願〜〜い」しちゃってる。何で同居なんだろ。自立してください。笑。

　「私はあなたの複製が欲しい。子供がほしい」と弟の先輩の諸岡君に迫る
ふ久さん。結局　悠太郎さんは折れて二人を結婚させ諸岡君は戦争にいく。
悠太郎さんも満州に行くこととなる。次男の活男は志願して既に戦地に。

　ふ久ちゃんは空襲警報の中、円周率を言いながら男の子を出産！
お乳を飲ませようとすると爆弾の音。大阪は火の海、人々は逃げまどう。
め以子たちは地下鉄に避難。西門家も焼けてしまった。

　■　どう考えてもめ以子、悠太郎は40才過ぎのおじさん　おばさんなはず。
もう孫ができたのに・・いくらなんでも若すぎです。子供たちと並ぶと姉妹兄弟
にしか見えない。老けメーク、衣装などで補ってほしかった。

　■　いくらリケジョでユニークな女子ふ久ちゃんとは言っても、
当時★逆・夜這い★が出来るものか？・・・non,non,ありえへん。

　■　東京、名古屋で空襲があり、その恐怖がもう迫っているのに、め以子達に
は全く危機感がない。また東京の実家の両親の消息を心配する様子も全くなし。
東京大空襲があったのだから。

　被災の後、め以子が農家にと嫁いだあの和枝姉さんを頼っていくが・・・
相変わらずのいけず。二人の間の20年のなかで変化はなかったのだろうか。

　■　和枝さんが農家に嫁ぎ、どんな風に生きてきたか、さらりと説明がある
だけで全く見えてこない。サイドストーリーとして和枝さんの生活も入れた
ほうが良かったかも。いけずなキャラも20年の間に変化することはなかったのか。
和枝さんも相変わらず容姿はは20年前のまま。豪農の奥様だからそれでいいのか
・・な？
　■　なんだかんだ突込みを入れても、もう撮影は終わっていて・・無駄なん
だけど・・・

　　いろいろ盛り込こみ過ぎで大切なところ忘れて・・作者も混乱状態？
　泰介君の筆おろしを源太おじさんが心配するシーン、ありえへん、ありえへん。
いつ焼夷弾が落ちてくるかって時にね。源太さんは戦地で悲惨な体験で精神が
どうにかなっちゃった人ですよ。ありえへん。

　■　悠太郎の妹役の高畑充希さん、ふ久役の女優さん、これからが楽しみ。
いい女優さんになりそう。有望株ですね。（高畑さんはやっぱり、多方面に活躍
する立派な女優さんになられてます！）

                    

　■　め以子さんの杏さん毎日熱演しています。悠太郎さんの東出さん、
とうとう最後まで　長細い大根？で終わりそう。（口が悪くてすみません）
でも　とてもいいコンビですね。