小江戸 栃木 蔵の街を歩く (1) 大平山神社~神様のデパート
9月8日(火)
今日は久々の遠出です。お墓参り以外の理由でない遠出は初めてかもしれない。
栃木~蔵の街に行きます。日帰りです。お天気も良くて…でも超暑いです。
朝 5時半。家を早く出て太平山神社に寄ってから蔵の街にまいります。
途中 蓮田で朝ごはん、私は朝ごパン、ツレは朝お蕎麦を食べたのですが
それでも8時前には太平山神社(おおひらさんじんじゃ)に着きました。
朝の散歩を兼ねたお詣りに来ている人が結構いて、その後頂上まで山登りする
グループも多くいました。それもみんな高齢者です。頭が下がります。
太平山神社
戦国時代に後北条氏と対立する上杉謙信が太平山から関東を臨んだという言い伝え
が残っているように、関東平野を広く一望できる霊地に太平山神社は鎮座しています。
天生年間に兵火によって社殿が焼失してしまう不幸がありましたが、近世の初期には早くも
復興し、徳川幕府から朱印地を認められました。三代将軍家光の時代には春日局がお世継ぎ
誕生を祈願したことでも知られています。
太平山神社は、様々な歴史を経てまいりましたが、古い昔から民衆のみならず朝廷や
幕府からも「天下太平を祈る社」として信仰され、多くの人々の心を支え続けてきたのです。(大平山神社社務所 発行の「太平山神社略記」より)
手水舎
その本殿 隣の社務所の屋根裏には奉納された銭鳥居額が掲げられていて、よく見ると
お金を貼りつけて鳥居を描いているんですね。☟☟☟
中には銭太平山額もありました。
御神石 この石を撫でると災厄を祓い、霊験をいただけるそうです。
いけない、なでるの忘れてもうた。
拝殿 ☝この紫の袴の方
朝が早かったのでまだお掃除中でしたが、それをやめて御朱印を書いてくださいました。
☝ いただきました。御朱印! 両面なので1000円でした。(高い、、、)
☟☟ 七五三のお祝いは、三歳の男女、五歳の男子、七歳の女児のお祝いです。
神様にお参りし、これまでの成長を感謝し、これからの幸福を祈願する神事です。
「手形」を二枚取り一枚は神様に奉納してお子様の成長を祈願し、一枚はご家庭に
持ち帰るようです。古来より伝わる小槌にてお子様をお祓いし、無事生育を祈願する
そうです。
11月15日近くになると晴れ着の子どもたちとその家族で賑わうのでしょう。
☟☟ 1000段もの階段を上ってきて辿りついたところは本殿の前。
すいません。私達は車で来てしまいました。
足尾神社
ご利益=足腰の健康
日本武尊をお祭りしています。天狗様とも信仰されています。
古くから足腰の健康祈願のお参りが絶えない神社です。
子どもの足形用の絵馬を奉納して、足腰に不安のないようにお参りします。
また、足のケガや病気の平癒を祈願して無事に治った方は、新しい履き物を奉納し、
今後の足腰の健康を願います。.
☝このところ腰の具合が悪いので念を入れてお願いいたしました。
皇大神宮
祭神=伊勢神宮の神ご利益=家庭・地域の安全・発展
稲荷神社
祭神=保食神(うけもちのかみ)・大宜都比売神(おおげつひめのかみ)
ご利益=衣食住の安全を護ります
厳島神社
祭神=市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たきつひめのみこと)
ご利益=水神様として信仰されています
上宮神社
祭神=聖徳太子
ご利益=建築・工匠の安全を護ります
天満宮
祭神=菅原道真(すがわらのみちざね)
ご利益=学問成就・雷除け・豊作
大杉神社 特にお詣りお願いしました。コロナの終息を!
祭神=大杉之神(おおすぎのかみ)
ご利益=病魔を祓い清める神様です。疱瘡神(流行病の神様)と言われ、
夏祭りの神様です。
織姫神社
祭神=機織媛命(おりはたひめのみこと)
ご利益=衣料関係の産業の安全・発展をもたらします
浅間神社
祭神=木花開耶媛命(このはなさくやひめのみこと)
ご利益=延命長寿
奥宮には足を止めずに大平山山頂を目指して歩く人たちが多いです。
行き返りで2時間と言われましたが、私のサンダル履きをみて「その靴じゃちょっとね」
と笑われました。ということで引き返しました。
パワースポットらしいです。
奥宮
(劔宮(つるぎのみや)・武治宮(ふじのみや))
ご祭神:天目一大神(あめのまひとつのおおかみ)
ご神徳:天下太平・製鉄関係の産業の発展・諸願成就
天目一大神は、垂仁(すいにん)天皇の御世、東国を治めるために太平山に鎮座
されました。武徳を以て国土を護治する天目一大神が坐す太平山神社の奥宮は
「武治宮」と呼ばれました。また、天照大神の窟隠れのときに天利霊劔を造作
した神様でもあるため、は劔宮とも呼ばれました。劔を作って神威を助けたところ
から、悪を制して善を育み、世の中を良くするご神徳があります。鋳物や製鉄関係
の産業の安全・発展をおまもりする神様でもあります。.
神馬社と御神木☝
神馬(しんめ)とは、神様の乗り物であると同時に、祈願する人が神様に奉納した馬の
ことでもありました。今から1300年前にはすでに、日照りが続いて雨を降らせてほしいとき、または長雨を止めてほしいときに、神社への祈雨祈願の際に、神様に馬を奉納して
いました。現在の絵馬は、本物の馬ではなく、木版などに描いた馬を模して奉納するようになったものです。絵馬に願い事を書くというのは古い由来のある信仰なのです。
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小江戸 栃木 蔵の街を歩く(2)蔵の街 遊覧船に乗る
に続きます。